男性型脱毛症は日本人の約3分の1に発症します。毛周期を繰り返すうちに次第に成長期が短縮し、頭頂部、前頭部の硬毛が軟毛化する現象のことを指します。
DHTは男性型脱毛症の主な原因と言われています。プロペシア、ザガーロがその原因と言われているDHTの産生を抑え、男性型脱毛症の進行を抑えています。したがって、男性型脱毛症の方には、プロペシア、ザガーロの2種類の内服薬が推奨されています。
プロペシア、ザガーロの内服の一般的な注意事項
- 1日1回、決まった時間に内服してください。
- 男性型脱毛症の治療薬は、脱毛の進行を抑える治療薬です。
- 最低4~6ヶ月の内服を継続するようにしてください。
- 副作用に性欲抑制、肝機能障害があげられます。1年に1回は採血をお願いします。
- 前立腺検査(血清PSA)を受ける際は、必ず男性型脱毛症の治療薬を内服していることを担当医師にお伝えください。
- 男性型脱毛症の治療薬を内服中は献血ができません。
当院での取り扱いはフィナステリド(プロペシアのジェネリック)およびデュタステリド(ザガーロのジェネリック)のみとなります。