池上駅の皮膚科 池上コスモス皮膚科

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美容皮膚科(自由診療)

Medical5%ハイドロキノン
(シミ)

顔のシミは医学的に分類すると10種類以上になると言われています。その中でも代表的なものとして、老人性色素斑、脂漏性角化症、雀卵斑(そばかす)、肝斑、炎症後色素沈着、後天性真皮メラノサイトーシスがあげられます。
当院では、ダーモスコープによるシミの診断を行ったうえで、5%ハイドロキノンを処方するようにしています。

ハイドロキノンの働き
ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の合成を阻止する働きがあるため、「肌の漂白剤」と呼ばれています。
特に炎症後の色素沈着(ニキビのあとやレーザー後の色素沈着)、老人性色素斑、肝斑などに有効です。
使用方法
1日2回朝と晩の洗顔後に、医師から指定された部分にのみ、ハイドロキノンを塗布してください。
ハイドロキノンの使用後に直射日光が当たると、逆にシミが濃くなってしまいますので、日中外出される際には必ずSPF20以上の日焼け止めを使用してください。
  1. 洗顔
  2. 化粧水
  3. ハイドロキノンをシミに薄く外用
  4. 朝はその上から日焼け止めクリーム、ファンデーションを塗布
  5. 夜は乳液、クリームの順に使用
朝にハイドロキノンを塗布することが難しい場合は、夜のみ塗布してください。
副作用
使用後2週間をピークに、カサカサや赤み、刺激感が生じます。敏感肌の方は使用を避けてください。
注意点
  • 冷蔵庫での保管をお願いします。
  • なるべく5g容器1つを、約1ヶ月ほどで使用してください。ハイドロキノンは不安定で、酸化されやすい成分です。
  • 変色したハイドロキノンの使用はおやめください。
  • ハイドロキノンで赤みや刺激感が出現した場合は塗布を中止し、一度診察を受けてください。
  • 脱色素斑がでることがあるため、そのような症状がでた場合はすぐに使用を中止してください。
  • 初めて使用する方は、必ず小範囲から使用してください。

Medical0.05%トレチノイン
クリームについて

トレチノインはビタミンAの一種で、しみ(日光性色素斑、肝斑や炎症後色素沈着)や小じわに効果があると言われています。

トレチノインの効果

トレチノインの効果ですが、

  1. 表皮のターンオーバー(肌の生まれ変わり)を早めることで、肌の再生を促進します。シミのもとである表皮の基底層にあるメラニン色素を外に排出し、シミをなくす効果があります。
  2. 真皮でのコラーゲンの分泌を高め、小じわや肌のハリを改善します。
  3. 表皮内でのヒアルロン酸の合成を高めることで、肌のみずみずしさを保ちます。
トレチノインの
使用方法

初めて使用する方は、まず1日1回夜の洗顔後、患部に塗布してください。日中は必ず日焼け止めクリームを使用してください。
具体的には、

  1. 洗顔後、化粧水を塗布してください。オイルフリーの化粧水で保湿してください。
  2. トレチノインクリームを患部に塗布してください。綿棒などで患部からはみ出さないように塗布してください。
  3. 日中、または外出される際は必ず顔全体に日焼けどめクリームを塗ってください。夜の場合はオイルなどでカバーすると乾燥やつっぱり感が抑えられます。

ハイドロキノンとの併用時は、

  1. 洗顔後、化粧水を塗布してください。オイルフリーの化粧水で保湿してください。
  2. トレチノインクリームを患部に塗布してください。2-3分してトレチノインクリームが乾いてきたら、その上にハイドロキノンを重ね塗りしてください。この時にトレチノインを塗布していない部分から内側に向けて塗ってください。
  3. 美容液、乳液を塗ってください。
  4. 日中、または外出される際は必ず顔全体に日焼けどめクリームを塗ってください。夜の場合はオイルなどでカバーすると乾燥やつっぱり感が抑えられます。
トレチノインの
副作用
トレチノイン使用後、反応性の赤みが出現します。また表皮がむけたり、痛みが出現することがあります。新しい皮膚を再生する過程として現れる症状ですが、もし症状が強く出た場合は一旦使用を中止し、受診してください。
基本的には1日2回使用ですが、赤みが生じてくるようなら1日1回夜のみ使用してください。
トレチノイン
使用時の注意点

冷蔵保存をお願いします。またご購入から2-3ヶ月以内で使い切ってください。
使用中は肌が敏感になるため、日焼け止めを塗り、日焼けをしないようにしてください。また保湿をしっかり行ってください。

妊娠中の方
授乳中の方
妊娠予定の方は使用できません。

また、トレチノインには耐性(長く使用していると、効果がみられなくなること)が生じると言われています。最長でも8週間の使用を目安としてください。一度休薬すると、また効果が得られます。

Medicalトラネキサム酸、
シナールの内服治療
(シミの内服薬)

当院では主に肝斑にトラネキサム酸、シナールの内服薬を処方しています。
トラネキサム酸は、しみのもとであるメラニン色素の生成を抑制しています。シナールは色素沈着を防ぎ、しみを薄くする効果があります。
レーザー治療で肝斑は悪化することがあるため、当院では肝斑に内服薬をおすすめしています。
服用方法ですが、トラネキサム酸、シナールを1日3錠毎食後に内服してください。市販の内服薬はトラネキサム酸が1日量750mgですが、トラネキサム酸は1日量1500mg内服することでより効果が得られます。
当院ではトラネキサム酸1500mgで処方します。

注意点
他院で保険で処方を受けていた場合でも、当院では自費診療となり保険での処方はできませんので御了承下さい。

Medical炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーをほくろやイボなどに照射すると、その細胞内の水分と反応して熱エネルギーに変換され、患部の組織を蒸散、蒸発させます。

術前の注意点
治療部位が顔の場合は、化粧を落としてからの治療になります。
局所麻酔や薬にアレルギーがある場合は、事前にご連絡ください。
また、内服している薬がある場合は、お薬手帳を持参してください。
施術
通常、局所麻酔を注射した後、レーザーを照射します。施術時間は5-15分程度です。
術後の注意点

治療後は1週間~10日間程、外用薬を塗布、絆創膏を貼付します。治療後の状態によりかさぶたができたり、擦りむいたようになりますので1週間程度は治療した部分にはお化粧はできません。(患部以外は通常通りのメイクが可能です。)

治療後は皮膚に凹みが生じます。1週間~10日間ぐらいで、照射部位が上皮化し、患部には赤みが残ります。しばらくの間日焼け止めクリームを塗るようにしてください(PA+++、 SPF30 以上のものを使用してください)。顔は3ヶ月ほどで、体は6ヶ月ほどで赤みが目立たなくなります。 ただ、体の傷は顔と比較すると瘢痕になりやすく、6ヶ月以上経っても照射跡の盛り上がりやへこみ、赤みが残る場合がありますので、ご了承ください。

また、状態により2回目の治療が必要になる場合があります。この場合2回目の治療は、1回目の治療後6ヶ月の間を空けるようにしてください。

施術をお受けいただけない方

当院では、下記に当てはまる方の炭酸ガスレーザー治療は行っておりません。

  • ウイルス性のいぼ
  • 生まれつきのほくろ
  • 手掌、足底にあるほくろ
  • 1cm以上のほくろ(6mmくらいまでが炭酸ガスレーザーでの除去に適していると言われています)

Medical多汗症
(わき、手のひら、足の裏)

20%塩化アルミニウム液

作用機序
塩化アルミニウムの成分が、皮膚の汗管と結合することで発汗の出口を塞ぎ、汗を出にくくします。
使用方法
就寝前、汗が気になる部分に20%塩化アルミニウム水溶液を塗布し、翌日によく流します。1日1回の外用が基本です。効果がでるまで毎日外用をしてください。効果が出てきましたら、外用回数を徐々に減らしながら調整してください。
効果がなかなかあらわれない方は、20%塩化アルミニウム液を塗布した後、サランラップや使い捨てのプラスチック製グローブを使用し密封すると効果的だと言われています。
注意点
ヒリヒリしたり痒みが生じてきた場合は、使用を中止してください。
また使用に不安のある方は、ご相談ください。

Medical男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症は日本人の約3分の1に発症します。毛周期を繰り返すうちに次第に成長期が短縮し、頭頂部、前頭部の硬毛が軟毛化する現象のことを指します。

DHTは男性型脱毛症の主な原因と言われています。プロペシア、ザガーロがその原因と言われているDHTの産生を抑え、男性型脱毛症の進行を抑えています。したがって、男性型脱毛症の方には、プロペシア、ザガーロの2種類の内服薬が推奨されています。

プロペシア、ザガーロの内服の一般的な注意事項

  • 1日1回、決まった時間に内服してください。
  • 男性型脱毛症の治療薬は、脱毛の進行を抑える治療薬です。
  • 最低4~6ヶ月の内服を継続するようにしてください。
  • 副作用に性欲抑制、肝機能障害があげられます。1年に1回は採血をお願いします。
  • 前立腺検査(血清PSA)を受ける際は、必ず男性型脱毛症の治療薬を内服していることを担当医師にお伝えください。
  • 男性型脱毛症の治療薬を内服中は献血ができません。

当院での取り扱いはフィナステリド(プロペシアのジェネリック)およびデュタステリド(ザガーロのジェネリック)のみとなります。