池上駅の皮膚科 池上コスモス皮膚科

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小児皮膚科

Medical乳児湿疹

乳児湿疹

顔や頚部、頭部など、皮脂の分泌が過剰な部位が乳児湿疹の好発部位です。主な原因は、性ホルモンの支配を受けている皮脂腺から皮脂が過剰に分泌することや、毛穴が小さいのですぐに皮脂がつまるから、などといわれています。アトピー性皮膚炎との鑑別が必要となるため、1歳ごろまで経過観察が必要です。

治療・スキンケア

低刺激性の洗剤を用いて1日1回しっかり洗い流すことが必要です。また、乾燥部には保湿剤外用を、皮膚の炎症がみられる場合は非ステロイド系の抗炎症薬、weak classのステロイド外用剤を使用します。

Medical乳児アトピー性皮膚炎

生後2-6ヶ月から頭、頚部、耳にかゆみの強いじゅくじゅくした皮疹が広がってきます。赤ちゃんがかゆみを表現する時には、機嫌が悪い、なかなか眠らないなどのほか、枕や布団、だっこしている方の胸にかゆい部分をこすりつける、知らない間にひっかいている、髪をひっぱる、などの行為もみられます。特にお風呂上りから夜の就寝時にかけて、かゆみは広がります。その後徐々に体幹、四肢に皮疹が広がってきますが、乳児期のアトピー性皮膚炎の約70%は、1歳半から2歳にかけてよくなるといわれています。

治療・スキンケア

治療はスキンケア、環境を整備すること、薬物治療の3点があげられます。特に一旦よくなった後にステロイドを中止し再発してしまうお子様が多いので、当クリニックでは※プロアクティブ療法を積極的にお勧めしています。

※プロアクティブ療法
皮疹が改善した後も、ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤を急に中止するのではなく、週に2-3回定期的に使用することで、再発、再燃、急性増悪を防ぎ、皮疹の改善状態を維持する療法

Medicalオムツ皮膚炎(おむつかぶれ)

オムツ皮膚炎(おむつかぶれ)

オムツ皮膚炎とは、オムツをしている部位にぶつぶつした赤み、皮むけ、傷ができる症状のことを指します。オムツそのものでかぶれたり、尿や便、汗が付着したことによる刺激で生じたり、またオムツ内が高温多湿になることでむれて皮がふやけ、バリア機能が低下することなどが原因で、皮膚炎がおこります。

よく間違えられる病気として、カンジダによる皮膚炎(乳児寄生菌性紅斑)があげられます。当クリニックでは、皮むけがみられたらまず真菌検査でカンジダ菌がいないか確認させていただきます。

治療・スキンケア

治療としましては、軽い赤みだけの時にはワセリンや亜鉛華単軟膏を用いて保護します。赤みが強い場合やただれが起きている場合は、weakクラスのステロイド外用剤やアズノール軟膏を用います。

Medical水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼは、ポックスウイルスに属する伝染性軟属腫ウイルスの感染によっていぼを形成します。最初は数個で、かゆみなどみられないことが多いですが、1-2ヶ月経過すると増数します。特に小児に多い感染症の一つですが、1年から2年経過すると自然治癒します。

よって、当クリニックでは積極的に摘除する治療は行っていません。水いぼが増数するとモルスクム反応といって、かゆみを伴うことがあります。この場合は外用剤による治療を行います。

*伝染性軟属腫(水いぼ)の当クリニックでの方針について

当クリニックでは厚生労働省の作成した2018 年改訂版「保育所における感染症対策ガイドライン」に従い、水いぼがプールの水ではうつらないと明記されていることを受け、積極的に摘除する処置は行っていません。また、摘除時にかなりの痛みや出血を伴うことも、大きな問題になっております。

ただ保育園や幼稚園での方針もあり、摘除せざるを得ないケースもあると思います。その場合、当クリニックでは局所麻酔のテープを使用せず、1回6箇所まで専用のピンセットを用いて摘除します。スタッフの数が少ないためご理解いただければ、と思います。局所麻酔のテープを使用している病院も多いと思いますが、麻酔テープの副作用としてショック、アナフィラクシーの報告されているため、安易にしようするべきではないと考えています。

どうしても麻酔テープの使用をご希望の方は、同意書に署名してもらった上で使用させていただいています。また、麻酔効果が現れるまで1時間から1時間半程度かかるので、来院時間によっては改めて摘除の日にちを設定させていただく場合がございます。

Medicalとびひ

とびひは俗称で、医学的に伝染性膿痂疹と呼ばれます。主に黄色ブドウ球菌やA群β溶血性レンサ球菌といった細菌が皮膚に感染することで生じます。虫刺されがかゆくてひっかいたり、小さな擦り傷から細菌が入り込み、感染してとびひになることが多いです。水ぶくれやただれた部分を触ったり、引っ掻いたりした手で他の部分に触ると、症状があちらこちらに広がってしまいます。

特に鼻の入り口はブドウ球菌などの細菌がたくさんいるので、鼻を触らないようにしてください。

治療・スキンケア

治療は、感染した細菌の種類によって抗菌薬を使い分け、また適した外用剤を使用します。シャワーや石鹸での洗浄で患部を清潔に保ち、家ではタオルや衣類、シーツなどの共用は避けてください。

また病変部が広範囲の場合や全身症状(発熱や咽頭痛など)がある場合は、学校を休む必要がありますが、病変部をきちんと覆えば、学校を休む必要はありません。プールや水泳は治るまで禁止してください。